FUJI louge’12 epilogue

Photo by RICOH GR DIGITAL3

ディスプレイの前の奴等にピース、俺がiLLNEST CHE MCkosuke 熊本だ。

今年のフジロック大変楽しかったです。まあ当たり前かつ貴重で尊い事ですけど。

今年は九州から行く仲間も多くて、わいわいとみんなと旅行している感じも良かった。
かっこいいや素敵や美味しいや綺麗とか楽しいとかをn倍にして分け合える人も一緒だったし。
まあ幸せ者ってやつですよ。みんなが夢中になって 暮らしていれば 別に何でもいいのさー。

最初にフジロック行ったのが2002年で、今年行ったらゲートのところにFUJIROCK’12とか
書いてあってさ、んであわてて数えてみたら最初にフジロック行って10年も経っちゃってたのよ。
当時に比べて、ずいぶん楽に人生をロック出来るようになったなーと思いましたよ。

ちょっといとうせいこうみたいに、クールなフジロックの経年変化を語らせてもらうとしよう。

・フジロックって、ビールと川と苗場プリンスカレーの事だよ?
ビール(音楽付き)→川遊び(音楽付き)→苗プリカレ(音楽付き)ー→ビール(音楽付き)→川遊び(音楽付き)

・最後に、http80番ポートを隔てた公平な平等な尊敬に値するタフな魂を持つ お前に特別に
全く新しい勝ち方を教えてやる 俺は葦北、熊本、九州から来たんだ。

FUJI louge’12 vol.5 -Radiohead-

苗場で Radioheadを見るというのは、僕個人のちょっとした夢だったわけなんだけど
わりとまああっさりと実現してしまった。2003年、契約上の関係でモメて関係がこじれた
と聞いていたので、こりゃちょっと無理だなーと諦め気分だったわけで。

というわけで、前後の他のステージの気になるアーティストも見ない事にして、万難を
排して彼らのステージに臨んだわけです。ビールもスナック菓子も手の届くところに用意して。

2時間くらいやったはずなのに、なんというかあっという間でした。
一日中お天道様の下を歩き回った疲れた体に、あまりにも心地よい楽曲の数々。正直寝て
しまいそうな部分はありました。寝てしまっていたら、おそらく世界一贅沢な子守り唄に
なっていた事でしょう。

やはり一番グッと来たのは、「Planettelex」イントロが鳴った瞬間直立不動になったもんなー。
ギュワーンとギターが織り重鳴り、そこのトム・ヨークの繊細なボーカルが降りてくるとね。
大学時代にロックに冒され、ベンズを聴きまくった私としましては、落涙せざるを得なかった。

あと、苗場の山中に鳴った「Pyramid Song」「Nude」の流れはこれ以上なく美しく、この時の
気持ちを真空パックにして取っておきたいくらいでした。

聴きたかった曲も結構やってくれたなー。「Everything In Its Right Place 」「KID A」「15 Step」
「Karma Police」「Give Up the Ghost」あと「Myxomatosis」これは聴けると思わなかった
から嬉しかった。あまりの唐突な爆音に、ひっくり返りそうになった(笑)

そして最後は「Paranoid Android」もうねこれは、ギターによる殴る蹴るの暴行です。

一人暮らしの汚い部屋で、ブラウン管TVに映るMTVのいかれたアニメのPV。そこから感じた
最新型のロック音楽と狂気。そんな自分の90’sの記憶がオーバーラップしてきて、脳内で
グルグルして暴れだし、終演とともに脳の奥のほうに帰っていきました。さみしかった。

素晴らしいライブでした。現時点での最新型のロック音楽を、フジロックで見る事が出来ました。

FUJI louge’12 vol.4 -井上陽水-

井上陽水@グリーンステージ最高やった。今年のおれのフジロックベスト候補。

圧倒的な陰影をうつしながら真っ昼間のグリーンステージに降臨する様が、とってもシュール。
なんか子供の頃に、見てはいけないものを垣間みるようなドキドキ感。
PUFFYや民生とニコニコ談笑する気のいいおっさんの顔は、自宅マンションに置いてきたみたいだ。

心ない言葉や目を覆いたくなるような事情や情事、マスやアンダグラウンドやツイッターや
Yahoo知恵袋や既得権益モンスター達の言葉が錯綜し、いよいよ本当に見えなくなった放射線。
そんなものがクラウド上から、雨のように降ってくるのに、身を守ろうにも傘がない。

安保闘争とか学生運動とか、日本のいけいけどんどんの上り坂の中で歌われていた憂鬱な歌達が
絶賛下り坂の現在の日本の状況に、とても優しく響いたような気がした1時間。

そして最後の言葉が「さよなら。お幸せに。」最高でした。

FUJI louge’12 vol.3 -Noel & Liam-

ギャラガー兄弟、それぞれのソロを見れたのも嬉しかったぜ、今年のフジロック。
どちらもOasisの曲をやってました。それも、二人の共通のかけがえの無い大切な
ものとして、プレイしているような感じがして嬉しかったですよ。

ノエル兄さんの貫禄がすごかったなー、本当に歌がうまい。そして客いじり(笑)
ヘッドライナーに相応しい、すばらしいライブでした。

リアムは喉の調子があまり良くなかったのかもしれません。ただ、ロックンロールスターを
こんなにも体現出来る人はいないんじゃないかというオーラがありました。Four Letter Word
が鳴りだした瞬間のガツンと来たもんなー。

そして、こんな泣けること言ってたのね(涙)このツンデレ屋さんめ!
http://ro69.jp/news/detail/71002

Oasis、そのうち復活すると思います。それも自然に、何でも無かったかのように。
だからもうしばらく、ソロでそれぞれ自由にやってくれたら良いなと思います。

FUJI louge’12 vol.2 -THE STONE ROSES-

奇跡的ともいえる、彼らのリザレクションを見ることが出来た。末代まで自慢したい。

といっても、僕自身リアルタイムに彼らの曲を聴いていた訳でなく
大好きなOasisなどから、数珠つなぎでたどり着いて聴いた感じ。僕にとって
2枚しかないオリジナルアルバムが彼らの全てであって、それ以上の思い入れとか
無かったのが正直なとこだった。でも、その意識はあっさりと更新された。

初っぱなのイアンのボーカルの外れっぷりにはびっくりしたけど、尻上がりに
調子を上げていった4人。特にジョン・スクワイアのギターが素晴らしく、CD
の256倍くらいかっこ良かった。生で聴くLove Spreadsのペキョポキョ音には
ぐっと来たぜ。新曲も出るみたいだし、これからの伝説がたのしみなところです。

あと、ちょっと年上の諸先輩方が、みんなニコニコ喜んでて、嗚咽するぐらい
感動してたりするのを見れて嬉しかったな。こんなに盛り上がってた外人さんも居たよ!


Stone Roses feat. Liam Gallagher  @ Fuji Rock 2012: http://youtu.be/Dr9DbhSKtqs

FUJI louge’12 vol.1 -THA BLUE HERB-

ホワイトステージで、THA BLUE HERBを見た。
Youtubeで何回も見た、2000年のILL-BEATNIKの続きを聴けて感無量。背筋がピーンと伸びた。

CDが売れない時代とか言われ、投票権だけ抜かれてビックリマンチョコみたいに皿が捨てられる。
そんな腐食列島の不景気なシーンを言い訳も無しに、真摯にただ歩み続けたBOSS THE MCだからこそ
出せる凄みと伝える力がある。

皿は旅をするし時を軽く超えるし、彼もこのままサイの角のようにまた歩み続けるだろうから、いつか
またどこかでILL-BEATNIKが聴けるんじゃないかと思っている。OK余裕、それまでこっちも頑張る。